速玉大社は雷雨
9月の三連休の真ん中、
今日は熊野三山の1つ、
新宮市に鎮座する熊野速玉大社での結婚式への出張撮影でした。
熊野三山とは、
ここ速玉大社と
那智大社、
そして本宮大社の
3つの神社を総称して呼ばれています。
三社の中で速玉大社は新宮駅のすぐ近くにあり、
結婚式も一番多く挙行されている神社です。
速玉大社のアクセス
奈良から速玉大社への車のルートはいろいろあります。
昔は紀伊半島の真ん中、
大峰大台の山の中を縫うように走る
対向も難しい細いクネクネ道を何時間もかけて行ってました。
しかし、
熊野地方が世界遺産になった事をきっかけにして
道が整備されました。
今も一部で工事が続いていますが、
山の中を通る道もトンネルでほぼ直線となり、
昔は5時間かかってたルートが
今では3時間を切るようになりました。
世界遺産の熊野
やはり世界遺産に登録された事が、
とても大きなきっかけになったんだと思います。
一昔前ならひっそりとしてて
日本人しか見かけませんでしたが、
今では欧米、オーストラリア、ニュージーランドなどの
白人文化圏の人たちを多く見かけます。
しかし、
どうもあちこちで取り上げられる事が多い
インバウンドとは少し違う感じです。
まず、
京都や奈良で多く見かける
アジア圏の人たちを見かける事がほとんどありません。
海外からの観光客は、ほぼ白人系の人たちです。
人気の熊野古道
ためしにYouTubeで熊野古道と検索してみてください。
修験道の道、
熊野古道を実際にあるいてる
外国人の動画、
熊野を紹介してる英語の動画
が山のように出てきます。
そして、
熊野で見かけるのは短期間の観光ではなく、
数日かけて熊野で泊まりがけで
大きな荷物を担いで熊野古道を歩いてる外国の人たちです。
熊野古道に行けば、
歩いてる人の8割は白人系の人たちで、
日本人の方が少ない事に驚きます。
熊野古道の終着点
そんな熊野古道の終着点に位置する熊野速玉大社は、
すこし歩けば目の前に太平洋が広がる位置にある神社です。
その速玉大社の近くに勤務されていた二人の結婚式のため、
遠方から親族のみなさんが数日前から関西入りされて
今日の結婚式に参列してくださいました。
衣装は色打掛け
今日の新婦さんの衣装は和装衣装の色打掛けです。
そして、
速玉大社の朱色に負けないくらいの
鮮やかな赤色の色打掛けを選ばれました。
和装での神前式は
白無垢と決まってると思っている人も多いですが、
特に決まりはありません。
白無垢でも色打掛けでも大丈夫ですし
洋服で神前式を挙げる人、
ウエディングドレスで神前式を挙げる人もいます。
神様に失礼にあたらないような服装であれば大丈夫です。
髪型は洋髪
髪型も、
かつらと決まってる訳ではありません。
今日の新婦さんは洋髪のヘアスタイルを選ばれました。
もともとショートヘアの新婦さんですが、
そこはヘアメイクスタッフの腕の見せ所。
とても綺麗な髪型に仕上がっていました。
衣装の着付け
今日の速玉大社は午前中も結婚式があり、
そのため、
午後からのこちらの結婚式の準備をする部屋が使えませんでした。
お二人は前日に熊野入り。
私たちも前日から速玉大社のすぐ近くのホテルに泊まりです。
そのホテルの部屋で着付けやヘアメイクなどのお支度を整えて神社に向かいました。
結婚式は大雨
心配だったのは台風の影響です。
ちょうど今日、
台風が九州付近を通るため、
熊野地方には湿った南風が吹き付けます。
紀伊半島南部は世界でも有数の豪雨地帯です。
太平洋に面した山脈の地形の影響ですね。
ですので、
台風そのものの影響はないにしても雨風が心配でした。
天気予報では雨量は4ミリ、
風は5メートル、
そこそこな感じです。
しかし、
式前の二人のスナップの時は、
傘も不要なくらいの小ぶりのおかげで、
たくさんの写真を残す事ができました。
挙式は拝殿
速玉大社の結婚式の場合、
親族控え室からの参進は屋根の下を進みます。
そして挙式は拝殿の中で行われるので、
参進以降は雨が降っても大丈夫です。
そして、
まるでそんな事情を知ってるかのように、
先ほどまでは小ぶりだったのが、
傘をさしてても膝から下がびしょ濡れになるくらい
激しい雨が降ってきました。
それはまるで、
遠くは沖縄のはるか南の海上から、
台風さんもお祝いに駆けつけてくれたようでした。
おかげで恵の大雨となり、
二人の未来は豊かに実りそうです。
データ付き
基本の料金プランで全カットのデータが付いています。
撮影枚数もポーズ数もお渡しするデータ枚数にも枚数制限などはありません。
データは高額で別料金なんて事はないので後の支払いを心配すること無く、
沢山のカットを撮影する事ができます。
このブログを書いた人
キキフォトワークスのメインカメラマン
池田一喜です。
愛妻家で親ばか丸出しのカメラマンです。
写真は未来の宝物
将来、辛い事があった時
貴方を勇気づけるような写真を残したい
元気と勇気と優しさを
思い出してくれるような写真を
そんな思いで記念写真を撮っています。
神道、神社、キリスト教の研修も受けてます。
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