熊野速玉大社の神前式
和歌山県新宮市に鎮座する熊野三山の1つ、熊野速玉大社での神前結婚式には何回も伺っています。でも1つ心配事がありました。
数日前から天気は徐々に下り坂に。そして数日前から雨がぱらつく感じでした。そして結婚式当日の朝、今日は1日しかっりと雨が降る予報に変わっていました。
結婚式に恵の雨
雨と言っても新郎さんも新婦さんも。そして参列されたご家族皆さんも雨で残念みたいな感じはまったくありません。
新型コロナウィルスの影響で結婚式を中止するのか延期するのか。かなり悩まれ、そして心配され、私たちと一緒に相談しながら予定通り結婚式をする事に決められました。
なので、今日の雨はウィルスを洗い流してくれるありがたい雨なんですね。
衣装は白無垢
今日の新婦さんが選んだ衣装は白無垢と色打掛けです。雨が降っているので、予定より早めに準備をはじめました。
そして時間に余裕ができたので雨だと撮れないポーズは式の前に室内で撮影を行いました。
そして、いよいよ結婚式が始まります。やっぱり神社での結婚式は白無垢が似合いますね。
結婚式へ参進
新郎さん、新婦さんと手水を済ませると拝殿での結婚式のために親族の皆様と一緒に参進します。
おそらく、この瞬間が一番ドキドキするんでしょうね。先ほどまでみなさんと一緒にワイワイと楽しくしてた表情から一変、とても凛々しい感じで歩まれていました。
神前式の作法
神社での結婚式となると一般の人にとっては馴染みがない儀式です。でも、その1つ1つには深い意味があります。
神社さんからは詳しい説明はないのですが説明がなくても言われる通りにしてれば結婚式は挙げられます。
でも意味もわからず言われた通りにしただけの時と、ちゃんと意味をしった上で行った時とでは全然違ってきます。
白無垢でスナップ
結婚式を無事に挙げられると本当ならすぐに親族集合写真です。でも雨は相変わらず激しく降っています。
そして熊野速玉大社はご祈祷に来られる人が非常に多く、次のご祈祷が詰まっているためにすぐに拝殿を空けなければなりません。
そうなると集合写真を撮る場所がないので、みなさんと相談して二人のスナップ写真の後に集合写真を撮る事になりました。
雨の撮影
撮影中はずっと雨だったのですが、その雨でいろんなものが洗い流されて新緑がとても綺麗です。
熊野速玉大社の朱色と新録の緑のコントラストがとても色鮮やかで、コロナ後の新しい生活に希望がもてるような気持ちにさせてくれました。
和歌山は南国
熊野速玉大社の鎮座する和歌山県新宮市は紀伊半島の南端に位置します。京阪神から南へ直線で約200キロ。
暖かい黒潮の暖流の影響もあって京阪神よりも随分と暖かい、いや、今日は蒸し暑かったです。汗だくになった新婦さんのために新郎さんはちゃんとサポートしてくれました。
奇跡のタイミング
そして、雲の様子を見て、集合写真を撮るなから今しかない!と思って急いで集合写真を撮りました。
両家揃っての写真はもちろん、それぞれの家族ごとの写真。また、お母さんと一緒、おばあちゃんと一緒などいろんなパターンで撮影します。
白無垢の綿帽子
そして今日のラストカットは洋髪から綿帽子にチェンジしての撮影です。この撮影が終わるとすぐに雨が再び本降りになりました。
まるで撮影のために神様が30分だけ雨を降らすのを止めて待ってくれてたかのようなタイミングでの撮影でした。
結婚式はデータ付き
基本の料金プランで全カットのデータが付いています。撮影枚数もポーズ数もお渡しするデータ枚数にも枚数制限などはありません。
データは高額で別料金なんて事はないので後の支払いを心配すること無く、沢山のカットを撮影する事ができます。
このブログを書いた人
キキフォトワークスのメインカメラマン
池田一喜です。
愛妻家で親ばか丸出しのカメラマンです。
写真は未来の宝物
将来、辛い事があった時
貴方を勇気づけるような写真を残したい
元気と勇気と優しさを
思い出してくれるような写真を
そんな思いで記念写真を撮っています。
神道、神社、キリスト教の研修も受けてます。
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